自動車保険　アジャスター

自動車保険の会社にはアジャスターという人がいますが、このアジャスターとはどういった職業なのでしょうか。

アジャスターとは自動車の事故にまつわる種々の損害調査サービス業務を行う人のことを指し、正確には技術アジャスターと呼ばれています。

この職種は社団法人日本損害保険協会に登録され、見習、初級、３級、２級の資格があります。

その他の資格として特殊車アジャスターというものもあります。

自動車保険アジャスターの具体的な業務内容は、該当する自動車保険の対象事故車の損傷部分と損傷の内容が一致するか判断し、次に損傷車両の正確な診断を行い損傷車両が入庫した修理工場と妥当である修理内容かどうか、費用が適切かどうかなどの打ち合わせを行います。

場合によっては修理費用などの確定が不調になることもあり、その時の判断を自動車保険会社に求め、弁護士の援助・訴訟によって確定を行わざるを得ない場合もあります。

自動車保険に努めているアジャスターという職業の人は警察のような公的権力はなく、それでもひたすら説明や説得による同意を求めて活動して行かざるを得ない職業でもあります。

このようにアジャスターは事故の責任の割合を調査・検討を行い被害者との示談援助を行って事故の最終解決まで行います。